国際会議での発表 (24.11.2006)

ラプラタ大学国際関係論研究所主催で第３回国際関係論国際会議（III Congreso de Relaciones Internacionales）が２００６年１１月２３日と２４日に開かれた。南米各地からは勿論、米国や欧州やアジアからも参加した大変大きな会議であり、協賛としてアルゼンチン外務省、経済省、教育省、工業省、ブエノスアイレス州、ラプラタ市などがずらりと名前を連ねている。この会議に私も招かれ、アジア太平洋部会で、「Relaciones económicas entre Argentina y Japón con énfasis en Informe Okita日本とアルゼンチンの経済関係、特に大来レポートについて」スペイン語で報告し、その後の質疑応答に応じた。持ち時間は４０分もあった。発表では「大来レポートIとII」や大来財団Fundacion Okitaの歴史的意義を積極的に回顧し、アルゼンチンに対する重要な将来的役割を論じた。終わってから私の報告には多くの積極的意見が寄せられ、日本の援助が部分的にせよ根付いているのを感じた。この会議は毎年あり、来年の準備がすでに始まっている。発表の際の様子を以下の写真２枚に示す。