反響（ホームページを見た一人の感想、本人の了解を得て引用）
Response (one of those who have seen the
homepage has sent me the following e-mail)
A Japanese student
writes in English,
“Ｉ ｅｎｊｏｙｅｄ ｙｏｕｒ ＨＰ！Ｉ ｗａｓ ｓｕｒｐｒｉｓｅｄ ａｔ ｔｈｅ ｇａｐ ｂｅｔｗｅｅｎ ｒｉｃｈ ａｎｄ ｐｏｏｒ． Ｓｐｅｃｉａｌｌｙ，”ｔｈｅ ｍａｎ ｗａｓｈｉｎｇ ｃａｒｓ ｏｎ ｔｈｅ ｓｔｒｅｅｔ ” ｗａｓ ｓｈｏｃｋｉｎｇ ｆｏｒ ｍｅ．
Ｂｅｃａｕｓｅ ｔｈｅｙ ａｒｅ ｉｎ ｔｈｅｉｒ ｐｒｉｍｅ ａｎｄ ｗｏｒｋ ｅａｒｎｅｓｔｌｙ ｂｕｔ ｃａｎ’ｔ ｇｅｔ ｅｎｏｕｇｈ ｍｏｎｅｙ． Ｉｓ ｔｈｅｒｅ ｐｏｓｓｉｂｉｌｉｔｙ ｔｈａｔ ｔｈｅｙ ｇｅｔ ａｎｏｔｈｅｒ ｇｏｏｄ ｊｏｂ？
Ａｎｄ Ｉ ｃａｎ’ｔ ｄｅｃｉｄｅ ｍｙ ｍｉｎｄ，ｉｆ Ｉ ｇｉｖｅ ｆｏｏｄ ｈｏｍｅｌｅｓｓ ｏｒ ｓｔｒｅｅｔ ｃｈｉｌｄｒｅｎ．”
<この学生はごく普通の日本の大学の学生である。赤信号で停車中の車の窓拭きの写真をありふれた日本人感覚で見ている。日本では有料の洗車場でマイカーをきれいにするルンルン気分の若者が多いが、そういう感覚は当地では無い。平均的な日本人学生のバイト気分（小遣い稼ぎ）など微塵もない。「厳しい現実」はそういう感覚が経済危機のアルゼンチンとは全く無縁であることを明らかにしている。車の窓拭きをしている若者の表情は近寄って見ると本当に暗い。かわいそうであるが、どうしようもない。道路中央における瞬間的な洗車の押し売りであるから、そこには危険が一杯である。しかし他にどんな仕事があるだろうか。仕事がみつかる見込みは全くない。日本でバイトの口があると聞かされたら窓拭きの若者はすぐにでも来日したいであろうが、飛行機代の支払いは彼らには全く不可能である。窓拭きを拒むと腹いせに靴で車をけとばされることもある。ドライバーはいやな気分になるがすぐに青信号になるのでそのまま立ち去る。
この日本人学生もホームレスやストリートチュルドレンにお金をあげたい気持ちを理解しているが、果たしてそれが本当に良いことかどうか、迷っている。そういう人たちが無数におり個人で出来ることには限界があることを知っているからかもしれない。
アルゼンチン社会の危機的状況は日本とは１８０度違う。地球の裏側にあるのがアルゼンチンである。＞
＜This is one of the ordinary students in Japan, who views the car
washing on the street in Argentina with a Japanese mind. In